保育理念

すべての子どもの
最善の利益のために

森友会が大切にしていること

自ら進んでやりたいことを見つけられる能力は、
卒園後の人生でも大きな役割を果たします。
森友会では「誉める保育」「夢中になって遊べる環境」
「異年齢保育」を通じて、
子どもたちが“好き”を見つけられるよう努めます。

1誉める保育

誉める90%、怒る10%。これが「誉める保育」の目標です。子どもたちは日々成長します。昨日うまくできなかった配膳が今日できるようになったら「よくできたね」と誉める。誉められて一番嬉しいタイミングを逃さず誉めるのがコツです。保育室はいつも保育者の笑顔と誉める声や拍手で賑わっています。こうして子どもたちは安心して意欲的に生活し、成長できるのです。

  1. 日常の中で
    何か特別なことができるようになった時だけでなく、日常の中で誉める機会はたくさんあります。朝、園にきた時も褒めます。
  2. 一緒に喜ぶ
    誉めるという事は、子どもの行動や存在そのものを一緒に喜び、それを伝える事なのです。
  3. 人を大事に
    自分が大事にされたと感じた子供は、自分を大事にし、人を大事にします。そして、人にやさしくすることができるようになります。

2異年齢の関わりを
大切に

森友会では年齢別ではなく、乳児(0,1歳)と幼児(2-5歳)の2クラスにわけ、異年齢が交流する保育を行っています。年下の子は年上の子の姿に憧れ、年上の子は年下の子に優しく接することを学びます。年齢が違うからこそ、子ども同士で刺激し合い、学び合い、心身ともに成長していていくのです。複数の保育者がチームとなって各クラスの保育を担当し、保育室の環境づくりを行っています。

  1. 憧れる
    年下の子は年上の子に憧れ、道具の使い方を見て学び、年上の子は年下の子に声をかけ、面倒を見てあげます。
  2. 学びあう
    同じ年齢の子ども同士で集まって、一緒に遊びます。その中で仲間意識が生まれ、学びあったり、競いあったりします。
  3. 心をつかう
    保育士はチームをくみ、協力して仕事をし、どの子にも目をかけ、心をつかい、声をかけます。

3子どもの主体性を
尊重する

森友会の保育園では、「月曜2時間目は歌の時間」のようなメニュー保育はありません。子どもたちは、そのときの思いでやりたい遊びを自ら選びます。遊び込むことを通じて集中力、忍耐力を養い、子ども同士でルールを守ることの大切さを身につけていくからです。保育者は安全に配慮しつつ、子どもが興味を持ったことを、遊びのなかで楽しく学べるように丁寧に環境を整えます。徹底的に見守ること。それが保育の基本姿勢です。

  1. 自分で選ぶ
    子どもたちは「誰と」「どこで」「何をして」遊ぶかを主体的に選びます。
  2. 発見する
    やりたいことが十分にでき、その中で新たな発見をし、自分が成長していくことを感じます。
  3. 見守る
    保育士は、子供の活動を見守りながら、保育室や園庭を子どもにとって魅力ある、充実した遊びができる場にします。

森友会の大切にしていることを
伝える書籍

コンセプトブック

森友会の保育理念をみなさまに伝えるために、コンセプトブックを作成しました。

あのね、さんぽにいったらね

私たちの散歩の考え方、取り組み方を絵本にしました。絵・文 山本省三原案  社会福祉法人森友会 絵本プロジェクトチーム